はじめての能登訪問

はり灸レンジャーピンクの森川彩子です。

4月28日(日)〜29日(月)の2日間、第2回能登訪問に参加させて頂きました。
私自身は能登へは初めての訪問でした。

1日目は輪島市の輪島中学避難所、2日目は2手に分かれて、輪島市河原田公民館避難所と輪島高校避難所での活動でした。
多くが鍼灸が初めての方でしたが、2日間で57人の方に施術を受けて頂きました。

肩や腰などの痛み、不眠、便秘の訴えが多く聞かれました。
集団生活で音を立てないようにトイレを控えている方もおられました。
避難所では水が出ますが、周辺の家々にはまだ水が出ないということでした。
避難所では血圧が高い方も多くおられました。
ご不便な生活が長く続いていることも影響していると想像します。

鍼灸をすると、体が軽くなった、楽になった、という声が聞かれました。
一時の効果だけでなく、地元鍼灸院の紹介や、ご自身でできるセルフケアもお伝えしました。
なんとか毎日を乗り切って頂きたいと思います。

輪島では5月末を目処に避難所を閉所して仮設住宅や自宅へ移れるようにしていくようです。
今回輪島では宿泊施設が再開しておらず、支援者は金沢から2時間半かけて通う必要があり、十分な支援ができない状況でした。
沢山の方々が復旧作業に取り組んでおられますが、被害が大きかった、ということだと思います。
東北や熊本に比べてもご不便が長く続いている印象があります。
まだまだ手厚い支援が必要だと感じました。

はり灸レンジャーとしては、7月末までに2回訪問を予定しています。
少しでも被災地を応援できるよう、活動を続けたいと思います。

2024年4月28日輪島中学校森川

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