第18回東北訪問を終えて

こんにちは。はり灸レンジャーピンクの森川彩子です。
9月23日、24日の2日間、宮城県南三陸町、福島県田村市の2ヶ所にお伺いしてきました。

宮城県 南三陸町 特別養護老人ホーム「慈恵園」

私自身4年ぶりの南三陸町です。
「慈恵園」では16人の方に施術することができました。
高齢であったり、重い症状の方が多い施設でしたので、優しい鍼で少しでも楽になればと施術させて頂きました。

4年前にも訪れた高台から町をみると、更に造成が進んで、古墳のような土台がいくつも見られました。
以前学校や施設しか見られなかった高台には住宅が沢山建てられて、新しい町が出来ていました。
今回は以前からの懐かしいお顔にはお会いできなかったのですが、震災当時に地元の世話役をされた方のお話を聞くことが出来ました。
南三陸町は高台の平地が少ないので、整備が必要な為なのか、新しく建てられた住宅の家賃が高いのだそうです。南三陸町から離れて、近くの登米市に移る方が増えて、町の人口は随分減って、戻っていないのだそうです。
お話を伺った方は、津波で使えなくなった田や畑が使えるようになって、同じではないとはいえ、ご自身の仕事を取り戻されていました。
町の中心部にある「さんさん市場」は更にきれいに整備されて、観光地の様になっていました。
車で来る沢山の人で賑わっていました。
震災前とは全く違う、新しい町になっていく南三陸町をこれからも応援していきたいと思います。

福島県 田村市 障がい者自立生活支援センター 「ケアステーションゆうとぴあ」

私自身は2年ぶり、3回目の訪問でした。
はり灸レンジャーとしては4年前から毎年訪れている訪問先です。
こちらでは鍼灸を楽しみにされている方も多く、14人の方に施術することができました。
おかげ様で和やかに活動させて頂きました。
ずっと施術を見ているだけだった方が今回初めてチャレンジされたり、垣根が少しずつ取れてきている喜びを感じました。

今回初めて、震災当時のお話を詳しくお伺いする時間も持てました。
田村市では、幸い、電気、ガス、水道が止まることなくライフラインが保たれていたそうです。
でも放射能の事があって、安心出来ずに、一度会津へ避難されましたが、障がいのケアが必要で避難できる施設が限られており、福島では難しく、結局新潟まで避難されました。
田村市は線量が少なかったので、2週間後に戻られて、今まで過ごされています。
当時は、放射線量が少ないといっても、いつ風向きが変わるかわからない怖さがあったそうです。
また、風がこちらに来ていないからといって、他へは吹いている。
良かったとは思えない、複雑な気持ちだったそうです。

3回目の訪問で私自身、ようやくコミュニケーションがとれるようになってきたと感じました。
それが嬉しくて、前回の訪問より充実した気持ちで活動を終えることが出来ました。
通うことで、少しずつですが、共感、共有できる兆しを感じさせて頂きました。

今回も沢山の貴重な経験をありがとうございました。

201909森川彩子

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