防災と感謝の日

 今日9/1は、関東大震災の発生した日で、防災の日ですね。個人的には、阪神淡路大震災の1/17、東北大震災の3/11のほうが、印象深いですが、備える日は何日あってもいいでしょう。

 その防災の確認をするとともに、日常生活のありがたさを確認する日でもありたいですね。毎日を無難にすごしていると、それが当たり前になってきます。そして、ちょっとした不都合に不平不満を言ってみたり、感謝する気持ちを忘れてしまったり。

 でも、被災地での生活を思うと、そんな気持ちは戒められます。ここ阪神地区も、昔は「被災地」と呼ばれていました。いつの間にかそう呼ばれなくなり、それとともに、そんな感謝の気持ちも消えてしまっていくのは残念なことです。復興はしても、その気持ちはずっと忘れないようにしていきたいです。

 日常のありがたさに感謝して、その日常が戻っていない被災地に思いを馳せたいと思います。

(森川)

支える人を支える

 今回の活動を通して強く感じたことは、「支える人を支える」です。

 被災地の方を一番身近で支えられるのは、現地の職員やスタッフです。ただ、その現地職員やスタッフの方も、被災者であることが多いです。自分の生活がままならない中、頑張らなければいけない状況にあることもあります。やること、できることがあるのはいいことですが、それにも限度があって、ときには休むことも必要です。そんなスタッフの方の苦労をねぎらい支えることも、外から来たボランティアの役目なのでしょう。

 また、老老介護や認認介護のように、介護する人も介護を必要とする場合があります。介護とまでいかなくとも、介護者を支える必要がある場面には、ボランティア中にもよく出くわしました。それは被災地に限らず、これからの高齢社会ではどこでも起こってくる問題でしょう。介護者が疲れていれば、介護される人もつらくなります。そんな介護者を支えていくことも大切です。

 被災地で頑張る人を支えれば、そのまわりの多くの被災者の方が救われるのでしょう。そこも意識して、活動を続けていきたいと思います。

(森川)

セルフケアグッズと支援物資

 震災から1年を迎えようとしています。我々はり灸レンジャーも、この3月の3度目の訪問へと準備を進めている次第であります。

 そこで前回の訪問時に大活躍で大好評だった、刺さない針「ローラー鍼」を購入致しました。自分で治療できるセルフケアグッズの一つです。私たちが訪問して行なう一過性の治療で終わらず、被災された方々がご自身でもケアできるようにとの思いで、自己ケアを提案していきます。

 さらに、購入先のタフリーインターナショナルさんより、支援物資もいただきました。鍼とお灸、消毒綿花や使い捨てパレットなど、私たちが現地で使える治療道具をチョイスして頂きました。実際に使えるものばかりで、とても助かります。本当にありがとうございました。

 多くの皆様に支援していただいています。期待に応えられるよう、しっかり現地でがんばってきます。

ローラー鍼と支援物資

神戸東洋医療学院よりカンパいただきました

はり灸レンジャー隊員、舟橋、竹原、森川は、同じ鍼灸師養成学校「神戸東洋医療学院」の卒業生です。その母校の教職員の皆様からカンパを頂きました。当初は東北大震災への義援金に集められましたが、卒業生のボランティアのためにということで、この度ご支援いただきました。

 前回訪問時にも、理事長をはじめ多くの方々にご支援ご声援を頂いております。昨年の夏季セミナーでは、震災ボランティアの講演もさせていただきました。母校の卒業生としても、被災者の方のために活動を続けていきたいと思います。どうもありがとうございました。

神戸東洋医療学院

2012年2月11日 オープンキャンパス 受付中!

赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」の助成

 私たち「はり灸レンジャー」が、赤い羽根でおなじみの中央共同募金会により、活動費を助成していただくことになりました。

 赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」(愛称:ボラサポ)は、「東日本大震災で被災された方たちを支えるボランティアやNPOの皆さんを応援したい!」と世界中から寄せられた”意志あるお金”です。言わば、支える人を支える募金です。

 その皆さんから集められた寄付金により、はり灸レンジャーの活動もサポートしていただきます。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。これからも皆さんの善意と期待に応えられるよう、被災地の方のために活動を続けていきます。

ボラサポ

 ありがとうございました。

(2012年2月7日 森川)

活動後に思ったこと

こんにちは。はり灸レンジャー隊員、清水です。

今年の冬一番の寒波が迫っていると聞く最近。
全国のお天気一覧などでついつい仙台のお天気に目が行き、
9月にお会いした方々の所は、雪や寒さ大丈夫かな…などと考えます。

私はボランティア初心者。
昨年行った鍼灸レンジャーの活動が、初めてのボランティア活動でした。

正直、活動中は、ついていく事が精いっぱい、
その時出会えたものや感じたことについて、深く考える余裕はありませんでした。

けれど、不思議なもので。
地元の岐阜に帰ってきてからも、ニュースで訪問した地名を聞くと耳を澄まし、
スーパーでは東北産の商品などを手に取る機会が増え、
コンビニの被災地支援募金箱になんとなくお釣りを入れる習慣がついていました。

それまでより、被災地の出来事を身近に感じるようになりました。

一回の現地活動で出来ることは僅かですが、活動の後、小さな事でも、離れた場所でも、
「被災地を思い続けること」
で出来ることがあると実感しました。

今年3月、はり灸レンジャーの活動が予定されています。
東北の冬は長いと聞きますが、
この冬を無事乗り越えた被災地の皆様と
春にお会いできることを願っています。

『鍼灸の良いところ』

こんにちは。はり灸レンジャーピンク竹原です。

9月の第二次訪問でわかったのですが、被災地では鍼灸は馴染みがなく、
まだまだ身近なものではありませんでした。
痛そう、熱そう、あやしいな。
そんなイメージも強いからでしょうか。

鍼灸は痛くない優しい刺激でもちゃんと効いてくれます。
肩こりや腰痛などの痛みに対してだけでなく、内臓の不調や自律神経症状にも効果的です。
でも残念ながらお薬のようには効きません。
お薬は急性の症状には強い味方ですが、
ターゲットの決まった強い成分ですから代謝するのも大変です。
副作用と言われる症状が出たりもします。
急は要しないけれどつらい慢性疾患には鍼灸が力になってくれます。
穏やかに効くので副作用もほとんどありません。
薄皮をはぐように生活に寄り添いながらいつの間にか癒えている。
それが鍼灸の効果です。

最近は鍼灸がメディアに取り上げられることも多くなりました。
お灸女子なんて言葉もあるようです。
ローラー針やお灸を使った簡単なケアなら自分でできるのも鍼灸のよいところです。
不調を穏やかに取りながら、体の働きを助け、育てる鍼灸がもっと広まればと思います。

いつか被災地でも鍼灸が身近なものになって、
「今日はちょっと風邪ひきそうだからお灸しとこうか」
「お父さん疲れてるからお灸しよう」
「おばあさんめまいがあるからローラーしようか」
家族や仲間やご近所同士で、お互いを思い、大切にできる時間が増えたら素敵です。

3月にはまた被災地に伺います。
少しでもお役にたてるように、鍼灸治療やセルフケアのレクチャー、頑張ります。
 

はり灸レンジャー 今こそ出番

舟橋新聞記事
P2012_0120_090415

本日1/20(金)の中日新聞、岐阜地方版にボランティア活動の記事が出ました。
題して「はり灸レンジャー 今こそ出番 心身ほぐす」。

写真入りで大きな記事です。
知り合いの記者さんが書いてくれました。
彼は3.11の夜に現地(福島)入りしていて、その惨状を目の当たりにし、被災地への思い入れの大変強い記者です。

ローラー鍼や、めまい=地震酔いのこともしっかり書いていただき単なる肩こり、腰痛とは違う施術をしていることが分かる記事です。

どうしても岐阜の地方版という紙面の関係で舟橋のことが中心ですが、幾人も鍼灸レンジャーが増えて欲しいという思いも文章にして下さいました。

この中で、私(舟橋)は、このように語りました。
「鍼灸師は災害直後の急性期はあまり役に立てない。一見穏やかな時間が流れる今こそ出番」。

鍼灸は戦時の医療ではありません。平和を構築していく時代の医療だと思っています。
被災地が平和・平穏とは程遠いなか、共に歩んでいきたいと思っています。

現在、はり灸レンジャーの色は4色です。
4人の仲間がいるのです。更に今年の3月には少し仲間が増えそうです。
まずは虹の色、7色。いずれは24色ぐらいに仲間を増やし、被災された方と共に素敵な絵を描きたいと願ってやみません。

震災から17年後

 今日で阪神大震災より17年。昨年の東北大震災もあって、今年はより感慨深くこの日を迎えました。こんな寒い時期に震災を受けたんだなと、毎年思い返します。

 当時は中学生で、芦屋市内の住んでいたマンションは全壊しました。今は同じ場所に建て替えたマンションで暮らしています。それなりに大変だったのでしょうが、それほど苦労した思い出が残っていません。そう思わないのは、回りの人が助けて支えて下さっていたからでしょう。また、歳月が癒してくれた部分もあると思います。

 震災直後はこの先どうなることか検討もつきませんでしたが、今は町も見た目はすっかり復興されました。未だに抱えている問題もありますが、何とかやってこれています。失ったものも多くありますが、得たものも多くあります。あのときがあったから、今の自分があると思っています。

 東北の方にも、いつか同じ様に思えるようになってもらいたいです。「それほどつらくなかったよ」と思ってもらえるように、これからも何かお助けできればなと思います。

(2012年1月17日 青レンジャー森川)

NPO法人「ナルク岐阜」さんよりカンパいただきました

みなさん、こんにちは。
赤レンジャーこと、舟橋です。

先日、私ども家族がお世話になっているNPOの新年会に参加しました。

その団体とは、NPO法人「ナルク岐阜」

時間預託制度ってご存知でしょうか?

それぞれの会員が空いている時間を出し合い、比較的簡単なお手伝いをします。
例えば、海外旅行中の庭の水やりとか、犬の散歩とか・・・
我が家でいうと保育園が休みの日に、夫婦で仕事があるので子どもを自宅で見てもらっています。
自宅での託児ですね。

そしてボランティア活動を提供した会員は、30分刻みでポイントをもらい、そのポイントを今度自分がなにかやってもらう時に使うという方式です。

昔、まだ我々夫婦に子どもがいなくて、比較的ヒマだったときに、ワンちゃんの散歩をしていました。

そんなありがたい団体の新年会にうかがったところ、東北でのボランティア活動の報告をして欲しいと言われ、15分ほど手短かにお話いたしました。

皆さん定年退職組の60歳代~の方々がほとんどですが、さすが普段からボランティアに従事しているので、関心もとても高く質問も飛び交いました。

そして!ありがたいことにその場で次回の被災地訪問に向けたカンパを集めてくださり、ありがたく頂戴しました。
責任感をもって本年3月の行動につなげたいと思います。

ナルク岐阜の会員さんは、ややご高齢ということもあり、現地に足を運ぶことは難しいかもしれませんが、被災された方々のために何かお役に立ちたいというお気持ちをもっていらっしゃいます。
素晴らしいことです。
人間って捨てたものじゃないな、と感動した一日でした。

いよいよ私たち「はり灸レンジャー」も3月の訪問に向けて準備を始めました。
昨年9月にお目にかかった方々に再会する日が待ち遠しいです。

(2012年1月16日 舟橋)