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はり灸レンジャー ~鍼灸震災ボランティア~
旧ブログサイトです。
グループが発足した2011年から、メンバーによる活動報告や関連団体の紹介、被災地の声、ボランティアの声を届けてきました。こちらのサイトに過去の記事も含め、移行中です。
メール: harikyu.ranger@gmail.com
3月6日(木)〜8日(土)の日本災害医学会総会・学術集会記念大会の最終日、木村はJLCDAMの活動場所で鍼灸マッサージ体験のスタッフに加わりました。
初参加で右も左もわからない中、段取りをしてくださる先生の細やかなメールや、前日に参加した仲間の情報もあり、予定時刻丁度に無事辿り着きました。
一緒に活動した先生方も皆様親切で、安心して活動する事ができました。
短い時間でしたが、医療従事者、学生、ほか様々な業種の方の話を聞かせて頂きました。
各地の災害現場で活動をされた方や、被災者側の立場の方、実際に経験された方の言葉は心に響きます。
災害の多い日本ですが、この方々がいてくださる事は本当に心強いです。
災害のない事を願いつつ、有事の際には彼等の存在を心の支えに踏ん張って乗り越えたいものです。
最終日という事で、どなた様もそれぞれ帰路に着く頃でした。
北から南まで、またそれぞれの日常に戻っている頃だと思います。
新生活が始まる方も、これから益々のご活躍を応援する気持ちで関わらせて頂きました。
マッサージを受けている方が『被災地でこのように鍼灸マッサージを提供するのは必要な事だと思う』と言ってくださいました。
これまでの活動が肯定されたような気がしてとても嬉しかったです。
ご縁のあった皆様に恥じないよう今後も活動を続けていきたいです。
このような貴重な経験の場を紹介・提供して頂いた皆様に厚く御礼申し上げます。
(木村)
先日の3月6、7、8日の3日間にわたって
ポートメッセ名古屋で開催された
日本災害医学会総会・学術集会にて、JLCDAM(日本災害鍼灸マッサージ連絡協議会)主催の、鍼灸マッサージ体験ブースの活動に参加してきました。
総会の参加者の多くは医師・看護師をはじめとした医療関係の方々。
マッサージさせて頂く短い時間の中でしたが、災害支援へどのように関わっているか、実際の現場派遣のお話、今回の総会発表についてなど…
ほんの少し施術させて頂く中でお聞きしたリアルなお話はどれも貴重で、鍼灸ボランティアとはまた違った世界を垣間見ることができました。
ニュースでは当たり前のように『医療スタッフが現場入りしました』なんて報道されるけど、あの段階に至るまでにどれだけの日々の下準備があるのか。
災害の経験をまとめて、分析して、色んな視点で、色んな角度で、沢山の人が考え抜いて『次』に備えている。
そんな積み重ねがあっての今なんだな、と
改めて知る事ができました。
そしてほんの少し、そんな場所に関わる機会を頂けたことに感謝の日でした。
(中村)
はり灸レンジャーの活動に対して、日本財団様より「令和6年能登半島における地震・大雨被害に関わる支援活動」として助成金をいただけることになりました。
豪雨後の2024年11月から2025年3月までの活動が対象です。
その場限りの鍼灸施術だけではなく、希望者にはセルフケア用品を無償で配布して、被災者の方自身による健康維持をお願いしたいと思います。
私たちが支援に入っていた地域では、9月の大雨による、度重なる被災がありました。
やっとの思いで仮設住居に入居されたにも関わらず、また避難所暮らしに戻られた方もおられます。
これからの寒い冬も越えなければいけません。
被災地では、まだまだ大変な状況が続いています。
引き続き、ご支援ご協力よろしくお願い致します。
「ご寄付について」
(森川)
はり灸レンジャーの森川です。
先週末、能登支援3回目の訪問活動中、メンバーの多くが卒業した神戸東洋医療学院のOB会総会があり出席してきました。
総会に引き続き、卒業生と学生が対象の合同セミナーがあり、「鍼灸ボランティアのはじめ方」というタイトルで、はり灸レンジャーの東北、熊本、能登半島での災害支援活動についてお話しさせて頂きました。
はり灸レンジャーの成り立ちから、卒業生同士のつながり、被災地の様子、鍼灸でどんなことをしてきたか、ボランティアを始めるために必要なことなど。
実技も入れて欲しいということで、セミナー会場を「避難所」と見立てて、ベッドの設営から施術の様子も紹介。
実際のボランティア現場では一人で活動することが無いので、とても焦りましたが、90分間、あっという間に時間は過ぎました。
何か忘れている気がしてならなかったのですが、案の定、片付けしている時に、いくつか紹介し忘れていたものに気付きました。
(写真にも写っている、机の目の前にも置いてある、エアマットなど…)
それは慌ただしいボランティア活動中でもあることで、準備がいかに重要か、改めて学ばせて貰いました…
セミナー後に、災害支援に興味のある学生さんが声をかけてくれたり、紹介した災害支援研修を申し込んでくれたりと、早速、行動に移してくれていることが嬉しかったです。
被災地で大変な思いをされている方々にもっと支援が届くように、発信も続けていきたいと思います。
(ブルー 森川)
毎年、年1回、全日本鍼灸学会の学術大会があります。
今年2024年は宮城県初開催で、仙台国際センターが会場でした。
昨年の神戸大会に引き続き、13年前の東日本大震災の地ともあって、災害支援についてのプログラムも組まれていました。
災害支援の「現状」ということで、はり灸レンジャーの長期支援について紹介させて頂きました。
長期的な支援は、はじめから意図していたものではなく、東北の復興に時間を要したことや、現地団体や被災者の方々からの要望に応える形で、実現したものになります。
長い復興過程では、生活再建が上手くいく人と、取り残される人の格差が徐々に開いていく「鋏状(きょうじょう・はさみじょう)格差」という問題もあります。
私たちが対象としてきた支援の届きにくい人や場所では、その支援の必要性をより感じます。
そういった長期支援の必要性、今後の課題などを、お話しさせていただきました。
その他、災害鍼灸の「期待」、「課題」、そして能登半島地震の支援報告など、6人の鍼灸師や医師の発表があり、その後、討論も行われました。
私は初めてのシンポジウムで緊張しましたが、座長の先生をはじめ、他の立派な先生方のお陰で、何とか大役を務めることが出来ました。
災害支援に携わってくれる人が少しでも増えれば良いなと思っていたら、シンポジウム後に、参加の学生から「災害支援の為に何かできることは?」という有難いメッセージも頂けて、少しは貢献できたのかなと。
私たちの活動や鍼灸のことを知って貰う為には、こういう発表も大切なことだと改めて思いました。
今後も機会があれば発信していきたいと思います。
(ブルー 森川)