第8回東北⇔関西⇔九州ポジティブ生活文化交流祭

【概要】 2017年11月23日(木)

 
(施術の様子)         (参加メンバー集合写真)     

【目的】 これまで被災地に赴き鍼灸ボランティア活動を続けてきたが、地元でもできる被災地支援はないかということで、被災障害者支援の一環として開催されているイベントに出展した。売上の一部は、被災障害者支援として使われる「ゆめ風基金」へ募金した。

【内容】 一人20分程度の鍼灸施術(500円)、30分程度の美容鍼灸(1000円)のコースを設定。また、セルフケアグッズの販売や、そのポイントを図示したリーフレット等も配布した。

【感想】 前日の悪天候で地面は悪く、午前中は人通りも少なかった。お昼を過ぎるころから来客数も増え、多い時には用意したベッド1台、椅子4脚が埋まることもあった。鍼灸が初めての人から普段受け慣れている人まで、いろんな人たちに鍼灸を体験して頂けた。また、被災地者も含め、多くの人々と交流できたことも大きな意義であった。

(森川)

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活動メンバーによる報告

第8回 東北⇔関西⇔九州ポジティブ生活文化交流祭

「はり灸レンジャー」のきっかけは、3.11 東日本大震災。
被災障害者支援団体「ゆめ風基金」が支援するボランティア活動から始まりました。
そのご縁もあって、これまで多くの障害者支援団体と関わらせて頂きました。

その団体も参加されるイベントが、毎年「関西」であります。
「東北」の被災障害者救援活動の一つとして、2011年の震災後、開催されてきました。
昨年は熊本地震を受け、「九州」も加わりました。

それが、
「東北⇔関西⇔九州ポジティブ生活文化交流祭」。
今年で8回目になります。
(2012年は2回あったので8回目)

これまではメンバーが各々参加はしていましたが、今年は「はり灸レンジャー」として出展します!

これまで多くの被災地訪問を続けてきましたが、今一度、この地元でもできる支援はないかと考えた結果、このポジティブ交流祭に参加することになりました。

被災地の避難所や仮設住宅の集会所で行なってきたように、簡易ベッドや椅子を設置し(車椅子のままでも大丈夫です)、鍼灸治療と自分でできるセルフケアの方法やポイントもお伝えしていきます。
(今回は特別『美顔鍼コース』も予定しています!)

但し、被災地では無償で行なってきましたが、今回は料金を頂きます。
セルフケア用品(ローラー鍼、せんねん灸等)も、販売いたします。
そして、その売り上げから、被災障害者の支援として使われる「ゆめ風基金」へと募金させて頂きます。

当日は他に40以上もの団体が、出展されています。
東北、熊本で、被災された団体も来られます。
グッズの販売や、食べ物の販売もあります!
子ども向けのコーナーもあります!

ご都合のつく方、是非お越しになられてください!!!

ずーっと続けてく被災障害者支援イベント
第8回 東北⇔関西⇔九州ポジティブ生活文化交流祭

【日時】 2017年11月23日(木・祝)11:00~16:00
【場所】 大阪長居公園 自由広場

詳細は下記ホームページへ↓
http://tohoku-kansai.seesaa.net/

東北関西九州ポジティブ文化交流祭2017

(森川)

はり灸レンジャーは、入口本部のすぐ横です!

いよいよ今週です!
お天気も何とか雨でない予報。
(前日が雨で少しあやしいですが…)
当日は鍼灸師が6名も集合予定!

そして、はり灸レンジャーのテントの位置がわかりました。
時計台のある入口すぐにある本部のテントのすぐ横です!
(本部のテントは赤白のストライプらしいです。)

ポジティブ交流祭2017年見取図
(見えにくいですが、水色がはり灸レンジャーです。)

お祭りを楽しんだ後に休まれるもよし、
美顔鍼で顔を整えてからお祭りを楽しむもよし、
食べ過ぎて胃腸をすっきりされに来るのもよし、
皆さんのお越しをお待ちしております!

ずーっと続けてく被災障害者支援イベント
第8回 東北⇔関西⇔九州ポジティブ生活文化交流祭

【日時】 2017年11月23日(木・祝)11:00~16:00
【場所】 大阪長居公園 自由広場

詳細は下記ホームページへ↓
http://tohoku-kansai.seesaa.net/

(森川)

第8回 東北↔︎関西↔︎九州ポジティブ生活文化交流祭に参加して

被災地と関西を繋ぐイベントが毎年大阪で開催されている事は知っていたものの、参加させていただくのは初めてでした。

はり灸レンジャーが、3.11以来継続してボランティアに伺っている東北の方々と再会し、お元気そうなお顔を拝見出来た事が何よりも嬉しかったです。

熊本で起きた震災以来、私は熊本へボランティアに伺う機会が多かったので、南三陸や石巻でお世話になった方々とお会いするのは久しぶりでした。

被災地の様子を伺うと、私が最後に訪れた昨年の春とは全く様変わりされた様で…
最近ではあまりマスコミの報道でも取り上げられなくなった被災地の、生の声を聞かせていただけたのは大変貴重な機会でした。

沿岸部では防波堤の嵩上げ工事も終了し、ハコモノやインフラ整備もほぼ完了し、新しく生まれ変わった街の再スタート…

でも、若い世代の人口流出は深刻な問題の様です。

ボランティア活動で関わった方々と、復興されてからも継続してお会い出来るこのポジティブ生活文化交流祭。
本当に素敵なお祭りだなぁと思いました。

また、関西地区で色々な形で障がいのある方々を支援されているNPOの方々とも新たに出会い交流出来ましたし、普段はお会いする事のない一般の方々とも治療を通じて色々なお話しをさせていただけ、大変有意義な時間でした。

来年も、また参加させていただきたいと思います。
ありがとうございました!

(西井)

交流祭に参加して思い出したもの

こんにちは、はり灸レンジャーイエロー清水です。
先日大阪長居公園で開催された『第8回 東北↔︎関西↔︎九州ポジティブ生活文化交流祭』にスタッフとして参加させていただきました。
今年は諸事情により東北、熊本での活動には参加できなかったため、今年初めてのレンジャー活動。
ドキドキでしたが、たくさんの方に喜んでもらえる治療が出来たと思います。
特に今回のようなイベントでは、普段はり灸治療とはご縁のない方も気軽に来て下さいます。

最初はこわごわ…でいらした方達の治療の後のスッキリしたお顔、ベッドから起き上がるときの動きが軽やかになっている姿をみて、東北の仮設住宅や熊本の避難所の一角をお借りして治療したときのことを思い出しました。
あの時も、はり灸治療が初めてという方たちにたくさん治療させていただいたなぁ。

スタッフとして、またお客様として交流祭に来ていた現地の方たちと再会できたのも嬉しい出来事。
お元気な姿を見るとホッとします。

はり灸レンジャーの活動は7年目。
活動を通して関わってきたたくさんの方たちとの繋がり、積み上げてきた経験、そして時間を感じられた1日でした。

参加できて良かったです!

交流祭の楽しみ

毎年11月23日の祝日に大阪長居公園で開かれているイベント。
個人的には毎回遊びに出かけていましたが、今回は、はり灸レンジャーとして初めて出展しました。
会場は屋外ですし、寒さも気になりましたが、22人の方に鍼灸を体験して頂きました。

前日の雨で足元がぬかるみ、寒風の吹く中でしたので、お天気ならもう少し客足も伸びたはず?
施術のことや被災者の方との交流は他のメンバーも書かれているので、一お客さんとして楽しんだことを(笑)

このイベントのテーマは、「⇔ 双方向」です。
復興支援の一環ではありますが、一方的な支援ではなく、お互いが生活や文化を尊重しあえるようになることも、この交流祭の願いなのです。
ということで、施術の合間にしっかり楽しみました。

当日は、地元関西、そして東北や九州から50を超える団体がブースを出展していて、美味しい食べ物やご当地グッズ、手作り品など、お手頃で素敵な商品が沢山あります。

今年購入した戦利品は、毎年楽しみにしている東北「千寿(ちじゅ)の会」さんの手芸品、大阪「こさり」さんのパンとお菓子、滋賀「つるや」さんのサラダパンとラスク、そしてステンレスのお皿!

サラダパン
(滋賀で有名なご当地パン)

娘が見つけて大興奮だったお皿は一枚200円。
いろいろな種類があり、高いものでも500円。
はり灸レンジャーのメンバーも次々に買ってしまったこのお皿、我が家は2枚も購入してしまいました(笑)
購入してからというもの、毎食この状態で食卓にのぼっております。

銀の皿

娘は「このお皿大好きすぎる~」と皿を抱きしめたり、磨いたり、満喫している様子。
楽しい買い物でした。
さて、来年はどんな掘り出し物があるでしょう。
できればもう少し暖かい祝日になりますように。

(森川彩子)