お灸を提供していただきました!

第11回訪問では、お灸でできるセルフケア教室も好評でした。
慢性的な痛みや疾患、健康づくりとなると、継続した日頃のケアが重要になってきます。
私たちが帰ってからもセルフケアをして頂けるように、ご家庭でできる「せんねん灸」とそのポイントをまとめたリーフレットを、お渡ししていました。
ただ、毎日お灸をしていると、数十個のお灸では、あっと言う間に無くなってしまいます…

そしてこのたび、その「せんねん灸」の購入先のセネファさんより、
お灸のサンプルと取り扱い説明書を支援して頂きました。

せんねん灸支援物資

このお灸は「せんねん灸レインボー」といって、最も熱感の弱いタイプです。
初心者の方には、こちらからおすすめしています。
(お灸は熱くすればいいものではありません)
他にもいろいろ種類があるので、ご自分に合ったタイプを選んで頂けたらと思います。

次回訪問時には、こちらも合わせてお配りさせて頂きます。
どうもありがとうございました。

せんねん灸ホームページ
https://www.sennenq.co.jp/

(ブルー 森川)

名古屋で「鍼灸師・あマ指師のための傾聴セミナー」があります

 私ども「はり灸レンジャー」と活動上で連携させていただいてるNPO法人「鍼灸地域支援ネット」さんがセミナーを主催されますので、ご案内いたします。

テーマは「傾聴」。会場は名古屋市です。
 私(レッド舟橋)も最近、被災地に限らず、日々の臨床で感じるのですが、相手の声に耳を傾けることは本当にエネルギーと技術が必要です。ただ流して聞くのではなく、相手の心の動きや言葉そのものに注意を傾けるには集中力も必要です。自分が喋る方が楽とも言えます。

東海地域にお住いの鍼灸師、あんまマッサージ師の先生方、ぜひこのセミナーに参加されてはいかがでしょうか?

( ご案内 ) 
『鍼灸師・あマ指師のための傾聴セミナー』
 ~対人援助としての鍼灸と傾聴~

日 時:平成26年11月16日(日)
      13:00~受付 
      13:30~講義開始(17:00頃終了予定)

会 場:ウインクあいち 1209室
      名古屋市中村区名駅4丁目4-38
      (JR名古屋駅桜通口 徒歩5分)

講 師:松原貴子先生 

参加費: 一般5000円 / 会員・学生4000円 
定 員: 30人

内 容:
 鍼灸・あマ指という仕事は、1度の治療で患者さんに接する時間が長いため、“誰にも言えない悩みや苦しみ、身心の不調やつらさ”を訴えられる場面が多くあります。
 そのようなとき、私たちはどのように対応し、どんな言葉に耳を傾けなければならないのでしょうか?
苦しむ人への援助としての鍼灸・あマ指を目指す基礎的な傾聴について学ぶセミナーです。

講師紹介:松原貴子先生
     三重大学医学部付属病院緩和ケアセンター医師(麻酔科医)
     NPO法人『対人援助・スピリチュアルケア研究会』講師
 大学病院における緩和ケア・ペインクリニックの医師として、日頃より末期がんの患者さんの身体的な痛み、また精神的な苦悩や生きることへの無意味感に向き合い、そのスピリチュアルなケアもされています。
 また『NPO法人・対人援助スピリチュアルケア研修会」の講師として、特にターミナルケアに関わる医療者を中心に「傾聴」の指導をされています。
 今回は鍼灸師・あマ指師を対象に、松原先生の知識と経験をもとに「援助者としての傾聴のあり方」について講義と実技指導をしていただきます。

主催:NPO法人鍼灸地域支援ネット(通称“はりネット”)

(申し込み方法)
電話 080-8505-5922(事務局)
メール jimukyoku@harinet.org (氏名・住所・資格など明記してください)
(担当 森田、日比)

支援物資と準備物

治療道具とセルフケア用配布物品

 第11回目の訪問も、いよいよ今週末になりました。
 今回は、お灸教室、小児鍼教室の実施に当たり、セルフケアの冊子、配布物品など、準備物もいっぱいになりました。お配りするローラー鍼の軸にはオイルをたらし、せんねん灸を小箱に詰めていったり、各種印刷物もプリンターが頑張ってくれました。
 この大量の荷物も、最初の活動場所、ささえ愛山元へ一足先に、向かっています。

 そして今回も、各業者の方より、治療物品などご支援もいただけました。この場を借りて、御礼申し上げます。
 多くの方々に協力して頂いて成り立っている「はり灸レンジャー」です。その思いを胸にし、被災地の方々へ健康を届けられるよう活動してきます!

~今回支援物資を頂きました~

 株式会社 タフリーインターナショナル
 http://tou-free.co.jp/

 セイリン株式会社
 http://www.seirin.tv/

 ありがとうございました。

(森川)

NPO法人鍼灸地域支援ネット(通称:はりネット)との連携

はりネット

 NPO法人鍼灸地域支援ネット(通称:はりネット)と連携させていただくことになりました。

 はりネットとは、「鍼灸師による地域活動を応援し、活動の情報の共有を目指しています。所属する業界団体や卒業校だけでなく、個人の鍼灸師に全国のネットワークをもつことで、「地域の方々に鍼灸師として何かしてみたい」という思いを具体的にできます。また、先の震災などの被災地で貢献したいと思った場合も、何から始めたらよいのかを知ることができます。」(HPより)

 私たち「はり灸レンジャー」は、同じ治療法、同じ卒業校からつながっていったメンバーで、いわば縦のつながりから始まりました。さらにこの「はりネット」のような横のつながりができることで、情報の発信や交流、問題点などを一緒に考えていき、よりよい支援の輪も拡げていくことができればと思います。

 先日4/6には、「はりネット」主催のセミナー「被災時の鍼灸医療を考える」が京都であり、早速、はり灸レンジャーのメンバーも参加してきました。当日は、自らも被災されながら避難所などで積極的に医療支援を続けられている、石巻市の精神科医の宮城秀晃先生のご講演もありました。災害直後からの医療の支援の形や、現在の被災地での状況などについて教えていただきました。このような機会も与えていただき、感謝です。これからもよろしくお願いいたします。

(ブルー森川)

ボランティアにも自信が持てる鍼灸治療法の東京講習会

 鍼灸は、いつでもどこでも施術ができる利便性があります。たった1本の鍼と技術があれば、避難所や仮設住宅において、被災者の心身のケアを行なうこともできます。しかしその技術には、求められる技量があります。

・ 鍼灸治療がはじめての人にも薦められる  (鍼灸は世間にはまだまだマイナー)
・ 鍼や灸を使わない施術もできる  (火が使えなかったり、医療行為が認められない場所も)
・ 刺激量を調整できる、やさしい治療  (満身創痍の被災者は非常にデリケート)
・ 問診から施術まで、短時間で行なえる  (大人数の希望者(初診者)が待ち構えていることも)
・ 治療後のセルフケアも指導できる (一回の治療では限界も。その後の自立を促すことも大事。)

 上記を満たしているのが、反応点治療です。皮膚に現れ出た疾病のサインを指先で瞬間的に感じ取り、その皮膚をターゲットに刺激を与えるやさしい治療法です。さらに一回の治療で終わってしまうことなく、その後のローラー鍼や簡易灸を使ったセルフケアで、長期的な被災生活で心配される慢性的な内臓疾患にも、対応ができます。

 そんな反応点治療の講習会が東京で行なわれます。ボランティア治療に自信のない鍼灸師の先生や学生さん、反応点治療を学んでみませんか?

2012年3月第3回訪問報告その一
(仮設住宅にてセルフケア指導の様子)

<開催場所・日時と日程>
〒151-0053 
東京都渋谷区代々木1-55 学園ビル 

2013年12月15日(日) 
講義11:00〜12:00.実技13:30〜16:00
内容 交感神経系と反応点との関わり
   美顔のポイント・顔面や頭部の愁訴の治療
   反応点治療における刺鍼法
   刺鍼による皮膚の変化=反応点の捉え方

2014年 1月19日(日) 
講義11:00〜12:00 実技13:30〜16:00
内容 痛みの神経から内臓・浅・深層筋を区別する
   痛みのしくみと反応点治療における本治と標治法
   パーキンソン病の運動障害は治まる
   刺鍼による皮膚の変化=筋と内臓反応点の相違

<参加費と申込>
・ 参加費 1日あたり8,000 円. 当日受付でお支払いください。
・ 定員を50名とします。(定員を満たしますと募集を終えます)
・ 事前にお申込ください。 → harisenbon814@yahoo.co.jp 担当:岸本まで
・ 鍼灸道具は各自でご持参ください(鍼:寸3、1番 消毒具など)。
・ 詳しくは反応点治療研究会ホームページ http://www.hannoten.com/ をご参照ください。

(森川)

大和証券福祉財団より助成いただきました!

大和証券財団授与新聞記事
2013.8.22. 岐阜新聞

 こんにちわ、ブルー森川です。

 はり灸レンジャーは、これまで多くの方々にご支援ご協力いただき、活動を行なってきました。震災発生以降、定期的に被災地を訪問し、鍼灸治療とセルフケアをお伝えしてきました。しかし、メンバーの中心は岐阜と神戸にいて交通費などの自己負担は大きく、助成金も活動費も残りわずかになり、心配していたところ…。

 先日、大和証券福祉財団より私たちの活動が認められ、助成金をいただくことができました。大和証券福祉財団では、福祉、医療分野におけるボランティア団体の活動支援などをされていました。さらに、東日本大震災を受け、災害時ボランティア活動助成として被災地支援に対しても助成が行なわれ、私たちはり灸レンジャーもその評価をいただきました。

 今回の助成金も全額、被災地での活動のために使わせていただきます。これからも多くの方のご厚意を被災地へ届けられるよう、継続した活動を続けて参ります。来月9月には、第9回目の訪問を予定しています。また詳細決まりましたら、ご報告致します。

支える人を支える団体を支える企業

 はり灸レンジャーは、赤い羽根の共同募金より活動費を助成いただいております。その財源は、「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」(ボラサポ)という、全国の皆さんの支援金より成り立っています。支える人を支える募金です。

 そのボラサポを、さらに支援する企業もあります。そのひとつが、ソフトバンクの行なっている「チャリティホワイト」。ソフトバンク携帯利用者が、基本使用料に10円プラスすることで、ソフトバンクも10円プラスした計20円を、東北の子供たちへの支援活動に毎月寄付するというもの。しかもソフトバンク携帯から「*3710」にダイヤルするだけで申し込みできます。

 一人1ヶ月でたった10円ですが、チリも積もれば山となり、継続は力なりです。一人ひとりと一企業の継続した支援が、大きなものになっています。

 ソフトバンク携帯をお使いで関心のある方は是非
    ↓
 チャリティホワイト

被災地で頑張っている方に直接支援を!

私たち、はり灸レンジャーは、被災地の行政機関やNPO団体と連携して活動を行なっています。その中の一つ、被災地障がい者センター南三陸の職員の方々には、南三陸での活動においてとてもお世話になっております。

 元々、この南三陸町には、障がい者の福祉拠点はありませんでした。それがこの震災を機に、被災地障がい者センター県北支部として、登米市に今ある事務局が設立されました。そしてこれからも、地域の障がい者の自立支援をすすめていこうと、現地職員の方々が中心となって、新たな南三陸での活動拠点の建設をすすめておられます。職員さんも被災者です。つらい経験をされながらも、復興のため頑張られています。そんな南三陸地域の福祉のためにご支援してくださる方、是非ご協力お願い致します。詳しくは、下記ブログよりご確認いただけます。
  ↓
被災地障がい者センター南三陸 ブログ

 また、そこをバックアップしているNPO法人ゆめ風基金も、救援金を募集しております。阪神淡路大震災を機に自然災害の被災障がい者を支援しつづけている団体です。全国の障がい者運動と永六輔さん、小室等さんをはじめ各界の方々が呼びかけ人として参加されています。

NPO法人 ゆめ風基金
障害者救援金 送り先
郵便振替口座 00980-7-40043 ゆめかぜ基金

 災害復興税の使い道が問題視されています。被災地で困っている人のために直接、支援されてはいかがでしょうか?

(森川)

セルフケアグッズと支援物資

 震災から1年を迎えようとしています。我々はり灸レンジャーも、この3月の3度目の訪問へと準備を進めている次第であります。

 そこで前回の訪問時に大活躍で大好評だった、刺さない針「ローラー鍼」を購入致しました。自分で治療できるセルフケアグッズの一つです。私たちが訪問して行なう一過性の治療で終わらず、被災された方々がご自身でもケアできるようにとの思いで、自己ケアを提案していきます。

 さらに、購入先のタフリーインターナショナルさんより、支援物資もいただきました。鍼とお灸、消毒綿花や使い捨てパレットなど、私たちが現地で使える治療道具をチョイスして頂きました。実際に使えるものばかりで、とても助かります。本当にありがとうございました。

 多くの皆様に支援していただいています。期待に応えられるよう、しっかり現地でがんばってきます。

ローラー鍼と支援物資

神戸東洋医療学院よりカンパいただきました

はり灸レンジャー隊員、舟橋、竹原、森川は、同じ鍼灸師養成学校「神戸東洋医療学院」の卒業生です。その母校の教職員の皆様からカンパを頂きました。当初は東北大震災への義援金に集められましたが、卒業生のボランティアのためにということで、この度ご支援いただきました。

 前回訪問時にも、理事長をはじめ多くの方々にご支援ご声援を頂いております。昨年の夏季セミナーでは、震災ボランティアの講演もさせていただきました。母校の卒業生としても、被災者の方のために活動を続けていきたいと思います。どうもありがとうございました。

神戸東洋医療学院

2012年2月11日 オープンキャンパス 受付中!