第5回能登訪問(一日目)概要

<日時>
9月15日(日)13:00~18:30

<場所>
宅田町第2仮設団地 集会所(輪島市宅田町)

<参加者>
鍼灸マッサージ師 2名〔木村(岐阜県), 中村(岐阜県)〕
鍼灸師 3名〔藤田(石川県), 森野(愛知県), 森川(兵庫県)〕

<受療者>
23名(内スタッフ 1名)

<対象>
仮設住宅入居者、近隣の被災者(被災者支援)
現地職員(支援者支援)

<活動内容>
鍼灸施術
セルフケア用品の無償配布(希望者)
地元(輪島市内)鍼灸院の紹介

<日程>
9:30 金沢駅 出発
12:00 輪島市 宅田町第2団地 集会所到着
13:00~18:30 鍼灸施術・セルフケア指導
19:00 撤収後、輪島市内で再開の飲食店で夕食
20:30 輪島市内の民宿に宿泊

<詳細>

宅田町第2仮設団地は、初めての訪問でした。
東北や熊本でよく目にした、回りに何もないような立地ではなく、食品スーパーやホームセンターが隣接する便利な場所にありました。
生活不活発病を防ぐ意味でも、仮設住宅の立地条件はとても重要です。

当日は大雨警報、土砂災害警戒情報も発令され、施術を受けに来て貰えるのか心配もありましたが…
今回も青年海外協力協会(JOCA)の協力で、事前にチラシ配りや告知もあり、多くの方に来て頂けました。

初めての活動場所でしたが、これまでに訪問した施設や避難所でお会いした方が、また施術を受けに来て下さることもありました。
前回の施術が良かったからと、今回のチラシを見て来られたり、ご家族を誘ってくださったりと、これまでの活動の成果やつながりを感じることもできました。

こちらの集会所は、床がカーペット、テーブルや椅子も揃っていて、立派でした。
が、まだあまり利用されていないのが残念でした。

仮設団地内には自治会が無く、コミュニティの形成も未だ不十分のようです。
車を停める場所も決まっていなかったり足りなかったり、不満の声も上がっているそうです。

避難所から仮設住宅に移ることで便利になり生活も落ち着いて来る一方で、また新たな課題や困難もやってきます。

施術中に、これからの不安や心配事も多く伺いました。
まだまだ支援が必要だと感じました。

(森川 真二)

 

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