能登への想い

第4回能登訪問(私自身は3回目の能登訪問)に参加した愛知県の森のです。
7月14日、15日の活動に参加させていただきました。
14日の始発では、金沢駅に11時位の到着になってしまうので、今回も前日13日(土曜日)に金沢入りしました。

13日土曜日の金沢駅は、名古屋駅や東京駅より人が多いのではないかと思われるくらい人でごった返しており、駅の中で食事をしようにも2時間以上待つのが当たり前の状態でした。
すれ違う人々の顔を見て、みなさんは金沢からどこに行くのかな?
「出来れば、少し足を伸ばして能登へ行って欲しいなぁ」

今回も13日土曜日の診察時間を早めに切り上げるために、スタッフの方々に協力していただいたので、土産を購入しました。
金沢駅では購入せずに、能登にある素敵な御菓子屋さんで購入しました。
その御菓子屋さんは、今回の災害で大切なあんこを創る機械が被害に遭われて使えなくなってしまったそうですが、14日に伺った時にはたくさんの種類のお菓子が並べられていました。
詰め合わせを5セットお土産にさせていただき、スタッフに大変喜ばれました。
そして、店内のイートインスペースで石川県在住の藤田先生とお饅頭を食べながらお茶を嗜みました。
能登への訪問の際はぜひ訪れていただきたい、とても素敵なお店です。

お休処 あん庵(芦本菓子舗)
石川県七尾市中島町中島甲102-1
Tel:0767-66-2878
定休日:月曜日

 

14日、15日に私が施術させていただいた方々には、目の上に目隠しを置くことで安心感をもって貰いました。
「目隠しがあった方がいいですか?取った方がいいです?外しますか?」と全員にお聞きしたところ、全員の方が「そそまま置いておいてください」とのことで、目隠しをすることでリラックスできたと思われます。

また、今回は2人の子どもさんの施術をさせてもらえました。
ひとりのお子さんは初めての施術でしたが、もうひとりは前回も施術した子どもさんでした。
その子は、前回とはまったく表情も雰囲気も違っており、治療が終わって帰るまで私は前回施術したことに気づかず別人のようでした。
また、主訴も前回とは全く違う咳症状でした。
「前回の1回の施術ですっかり治ってしまったのか?」それとも、
「避難所の生活に慣れたのか?」分かりませんが、とにかくとても明るく、ニコニコと来られたのが印象的でした。

今回もベテランレンジャーの皆様の施術に近づけるように努力しましたが、私にはまだまだ未熟な点が多々あり被災地でお力になれるようにもっと精進しなければと痛感したしました。

その中でペンションから出発する際に、玄関先で腹ばいで苦しんでいたミヤマクワガタをペンションのオーナー様へ預け、森へと救助できたことが私の唯一の活躍です。(おそらく)

今回も集会所や避難所においての活動はJOCAさんやスタッフさんの宣伝、準備などのおかげで円滑にできとても感謝しております。

まだまだ時間はかかりそうですが、被災地の方々が一日も早く日常を取り戻せるようこころからお祈り申し上げます。

20240714森野

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