こんにちは。
はり灸レンジャー パープルの西井牧子です。
来月で熊本地震から2年が経とうとしています。
今回の はり灸レンジャーの熊本での活動は5回目、そして私自身は4回目の参加でした。
震災後初めて熊本に足を踏み入れた時は、壊滅的な被害を受けられた建物が沢山あり、全壊を免れたもののブルーシートを屋根に掛けられた建物の多さに大変驚きました。
避難所での生活で心身ともに弱っておられる方も多く、とにかくひとりでも多くの方に治療をさせていただきたい、セルフケアの仕方を覚えていただきたい…との思い一心での治療でした。
前回の訪問では仮設住宅への入居がすすみ、避難所は解散されていました。
少しほっとされたのか、笑顔のみられる機会が増えたのが印象的でした。
そして今回。
上益城郡御船町のたしろ食堂と旧七滝中仮設団地の集会所、そして南阿蘇村の施設にて施術をすることが出来ました。
何度か訪問している場所ですので、
「今年も来てくれたのね〜! ありがとう!」
とか
「熊本の事を覚えてくれていて嬉しい!」
などと喜んでいただけ、私もまた再会できた喜びで胸がいっぱいになりました。
はり灸レンジャーでの活動は、同じ場所へ何度も足を運び、継続して現地の方々にお会い出来るので、私も自分の田舎に帰った様な嬉しさや懐かしさを感じます。
そして、少しずつ少しずつ復興していく町の様子や、現地の方々の暮らしぶりを拝見して、良かった〜と安堵出来る場面も増えてきたのが嬉しかったです。
…とは言え、震災前の町の賑わいや生活を取り戻されるには、まだまだ時間もかかるかと思います。
ローラー鍼でのコロコロケアとお灸でのセルフケアを日常生活に取り入れていただいて、これから先もずっとお元気に暮らしていただきたいなぁと心から願っております。