<日時>
9月16日(月祝)10:00~14:30
< 場所>
河原田公民館(輪島市西脇町)
<参加者>
鍼灸マッサージ師 2名〔木村(岐阜県), 中村(岐阜県)〕
鍼灸師 2名〔森野(愛知県), 森川(兵庫県)〕
<受療者>
19名(内スタッフ 3名)
<対象>
仮設住宅入居者 、近隣の被災者(被災者支援)
現地職員(支援者支援)
<活動内容>
鍼灸施術
セルフケア用品の無償配布(希望者)
地元(輪島市内)鍼灸院の紹介
<日程>
8:15 輪島市内の民宿を出発後、被災地域を視察
9:00 輪島市 河原田公民館 到着
10:00~14:30 鍼灸施術・セルフケア指導
15:00 撤収後、金沢駅へ
17:00 レンタカー返却後、金沢駅で解散
<詳細>
こちらの公民館は能登で最多の4回目の訪問です。
前回7月に訪問したときには、避難されている方もおられました。
避難所としては8月で解消されたので、今回は、隣接する仮設団地や近隣に住まれる方が、施術を受けに来てくれました。
施術場所に、その避難者がおられた広いスペースを使わせて頂きました。
(卓球台を仕切りに使わせていただきました)
間隔も広くゆったりと施術を受けて頂けたのではないかと思います。
職員の方も含め、お馴染みの方も多く、再療の方も多かったです。
また、再療の方が、新しい方を誘ってくれたりと、良い循環も出来ていました。
前回の施術とローラー鍼によるセルフケアで、身体の不調が取れたことを伝えに、また受けに来てくださった方もおられました。
それでも、私たちの訪問は、数か月に1回です。
地元の石川県鍼灸師会の先生も被災地(輪島市)支援に入られていますが、それも限られています。
ましてや、ご自身も被災されている先生方も多いです。
私たちの施術を受けて、鍼灸の良さを知って貰って、地元の鍼灸院に行って下さることが、何より被災地の復興につながるのではないかと考え、近隣の地元鍼灸院も紹介させて貰っています。
訪問前に、「のと里山海道」が全面開通になったニュースを聞いていました。
帰りの時間が早くなるかと思われましたが、実際は…
道路はまだ凸凹があり、40キロ規制もあったり、片側通行で渋滞も起きたりしています。
また、建物の撤去作業で出た釘などが道路に落ちていることがありタイヤのパンクも増えていると、地元の方が教えてくれました。
実際に現地へ行ってみないと分からないことも多くあるのが、被災地支援です。
自分の足で行って、見て、聞いて、確かめることも大切だと感じます。
(森川 真二)