東北で見つけた課題

はり灸レンジャー 吉村です。

先日はり灸レンジャーとして初参加しましたが、一人の患者さんをトータルで診るということを今回初めてさせていただきました。
はじめの問診で色んな症状を訴える方、言葉数の少ない方、いろんな方がいらっしゃいました。
短時間での治療でどれだけのことができるのか。主訴は肩であっても、明らかにこれは呼吸器からきていると思う場合は喉や肺の反応点を優先したいのですが、その説明がわかりにくい説明になってしまったり…。
しっかり自信を持って説明できているのか不安なまま治療をしている自分がいました。
自分の勉強不足さを痛感しました。なかなか一遍にはできませんが、日々の積み重ねによって知識は蓄積されていくものなので、”気になったらまず調べる癖”をつける必要性を感じました。
そして、分からないなりになにかもっとうまく表現する方法があったのではないか?と考えました。
もっとわかりやすい表現をする訓練が必要です。
もし自分が患者さんの立場だったら結構不安になるような声かけだったのではないかと反省しました。
治療で少しでも楽になってもらえるような要素は鍼灸技術だけでなく会話もとても大きなポイントを占めています。
心と身体は切り離せるものではないので、鍼灸治療をするうえでいかに今回会話も大切かということを改めて感じました。
治療をしていて感じたのは、自分のある程度得意分野な症状にはスムーズに治療ができたように感じます。
自分自身興味がある分野だと知識を入れているので患者さんの疑問にも自分なりのコメントができたり、生活指導もできたりと、リードすることができます。
こういう流れは治療において非常に大切で、このような治療ができるように今の自分に足りないのは第一に知識だと感じたので出会った患者さんの主訴、まずはイメージのしやすい疾患から頭に入れていきたいと思いました。
当たり前の話ではありますが、それを着実に積み上げることが今できることなので根気よく続けていきたいです。

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